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過去開催
2024年
雇用賃金・環境地方創生・子ども教育
政策サミットテーマ
雇用賃金、環境地方創生、子ども教育の3つの分野から1つを選び、日本が目指すべき2050年のビジョンを描き、その実現のために日本が行うべき政策をご応募ください

(1)政策プレゼンテーション
最優秀賞(次世代政策サミット杯)

最優秀賞
ジオポリマー チーム
ジオポリマーで築く持続可能な未来



2050年カーボンニュートラル実現に向けて、ジオポリマー(セメントを使わないコンクリート)の利用促進政策が発表されました。本チームは明治大学国際日本学部の大学生1名と徳島県立城東高等学校の高校生1名の2名構成で、お題となっている3つの分野から「環境地方創生」を選択しての応募となりました。
具体的には、2050年カーボンニュートラルのために産業分野の二酸化炭素削減に取り組む必要があること、特にセメント産業のCO2直接排出量が多いことに着目し、セメントを使わず、また酸に強く耐久性の高い新しいコンクリート素材のジオポリマーを活用し、ステークホルダーが連携しながら、北九州をはじめとした温泉街から実証実験を行っていく促進政策についてプレゼンテーションが行われました。質疑応答では、なぜジオポリマーを利用する必要があるのかという質問がなされました。発表者からは、ジオポリマーの耐久性のデータ提示による他素材に比べて高い耐久性を持つことの利点や海外展開をすることで北九州市の財源確保にも貢献できると説明がありました。
優秀賞(トランスコスモス杯)

優秀賞
農業未来 チーム
「地域のための」地域活性化に向けて



農業の担い手を増やすために地方公務員の兼業を促進し、農山村で予算獲得の政策提案をする地域活性化策が発表されました。本チームは、東北大学公共政策大学院の修士課程に在籍する大学院生3名により、お題となっている3つの分野から「環境地方創生」を選択しての応募となりました。
具体的な内容としては、2050年のビジョンとして「『地方で生きる』ことが積極的な選択肢となる社会」を掲げ、今まで農業・農村への関わりが少なかった地方公務員に農業分野での兼業を認め、促進することによって地域のポテンシャルを最大限に発揮するという提言、そして、農山村地域の在り方や生活スタイルの多様化に対応するための「農山村地域政策提案権」を創設し、地域課題の解決を図るための事業を農山村地域から都道府県・市町村に提案できる権利を付与するという提言の2つについてプレゼンテーションが行われました。質疑応答では、人口減少と職員も減少しているなか、なぜ役場の職員の兼業に目をつけたのかという質問が出ました。発表者からは、農村部における地方公務員は都市部に比べて人口に対する割合が多いということが予測されるため兼業することができる人間を確保しやすいと説明がありました。
奨励賞(政策マネジメント研究所杯)

奨励賞
通りすがりの社会人 チーム
科学技術立国として
世界をリードする日本を考える


